工業デザイン(プロダクトデザイン)

工業デザイン アドライズが提供するもの

アドライズが提供する工業デザインは、まず第一に、「シンプルイズベスト」という理念に基づいて、デザインは極力無駄を省きつつも、その中に安定感と安心感を与える要素を組み込むことに注力しています。このようなデザインは、美しさだけでなく、製造コストの最適化にも寄与し、商品価値を高めます。

さらには、市場調査においても徹底的に分析を行います。ただ機械の用途にとどまらず、その製品が競争する市場における競合機種のデザイン動向や、現在のデザイントレンドについても深く把握することを心がけています。このような包括的な調査と分析により、お客様には常に3つの最適なデザイン案を提案します。これらの提案は、30以上に及ぶ様々な検討案の中から厳選されたもので、その選定過程においては多角的な視点から評価を実施します。

また、アドライズはデザインだけに留まらず、工業デザインから構造設計(特に板金設計)そしてプロトタイプ製作に至るまで、全ての工程をワンストップで提供します。この一貫したサービスにより、プロジェクト全体を通してスムーズな進行が可能となり、納期や品質の面でもお客様に安心していただけます。

最後に、具体的な設計には最新の技術を活用しており、特にSOLIDWORKSによる3D CAD設計を行います。さらに、デザインレビューのプロセスを設けることで、確実にお客様の意図を反映させた成果物を提供できる体制を整えています。このような総合的な取り組みにより、アドライズはお客様が満足するデザインソリューションを実現しています。

工業デザイン(プロダクトデザイン)

工業デザインとプロダクトデザインの違いに見るアドライズの専門性

アドライズの工業デザインへの専門的アプローチ

アドライズは、工業デザインにおいて特に強い専門性を持っています。産業機械のデザインは、単なる見た目のデザインだけではなく、機能性や耐久性を重視した設計が求められます。アドライズは半導体製造装置、工具研削盤、食品製造機械など、特定の産業機械のカバー設計に特化しており、その分野での多くの実績とノウハウを持っています。そのため、工業デザインとプロダクトデザインの違いを理解し、クライアントの要望に対して的確なデザインを提供できます。

ワンストップサービスによる効率的なデザインプロセス

工業デザインは、設計からプロトタイプ製作までのプロセスが一連の流れとして存在します。アドライズでは、これをワンストップで提供することによって、クライアントにとって非常に効率的なデザインプロセスを実現しています。特に板金設計に関しては専門的な知識が必要で、アドライズの経験豊富なエンジニアは耐久性と量産性を兼ね備えた設計を行います。さらに、最新のSOLIDWORKSを活用した3D CAD設計により、高精度な設計を実現し、顧客との認識のズレを最小限に抑えることができます。

工業デザインとプロダクトデザインのアプローチの違い

工業デザインとプロダクトデザインの主な違いは、その目的と重視される要素にあります。工業デザインは大量生産や耐久性を重視する一方で、プロダクトデザインはデザイン性やユーザー体験を強調します。アドライズは、特に法人向けBtoBサービスに強みを持ち、産業機械メーカーの設計・開発部門をターゲットに、そのニーズに対応する最適な工業デザインを提供します。これにより、機能性や耐久性を最大限に引き出しながら、製造コストの削減にも貢献しています。

アドライズの選ばれる理由と実績

アドライズが工業デザインで選ばれる理由は、そのデザインがもたらす付加価値にあります。例えば、製品の外装デザインでは、ブランド力を高め、他社製品との差別化を図ります。実績として、半導体製造装置のカバーや食品製造機械の筐体デザインを改良し、製品のブランド価値を向上させた例が挙げられます。これにより、製品の市場での競争力を強化し、安定した販売実績を作り出すことに成功しています。

顧客のリソース最適化と付加価値の提供

アドライズは、デザインから試作までの一貫対応を通じて、顧客の手間を省き、業務効率化をサポートしています。その結果、設計部門のリソース不足に悩む企業にとって、アドライズは頼りになる外注先として存在しています。また、高品質でありながらもコストパフォーマンスに優れた工業デザインを提供することで、顧客の投資対効果を最大化し、短納期での製品開発を可能にします。3Dレビューを活用した情報の徹底した共有により、顧客とのコミュニケーションも円滑で、納品後のトラブルを未然に防止します。

このように、アドライズはその専門性と効率的なプロセスにより、多様な産業機械メーカーから高い評価を得ており、工業デザインにおける信頼性の高いパートナーとして活躍しています。

工業 デザイン 依頼や外注の考え方

工業デザインを外部に委託するプロセスを理解し、それを効果的に進めるためには、詳細なフローと専門家の関与が不可欠です。アドライズでは、クライアントが期待する結果を実現するために、工業デザインから設計、さらに試作までを一貫してサポートする体制を整えています。

まず最初に行うのは、クライアントとのヒアリングと打ち合わせです。この段階では、製品の具体的な要求事項や市場ニーズを把握し、初期アイデアを形成します。次に、この情報を基に、工業デザイナーや設計者から成るプロジェクトチームを組みます。この専門チームは、クライアントのビジョンを具体化し、デザインのコンセプトを明確にします。

コンセプトが固まると、次のステップとして実際の工業デザインの提案に進みます。提案には、デザインのみならず、その背後にある設計意図や機能性も含まれています。その後、構造設計、特に板金設計とも呼ばれる物理的な骨組みが行われ、製品の具体的な形を作り上げます。

試作段階では、プロトタイプを製作し、実際の使用状況をシミュレーションすることで、製品のフィードバックを基に必要な調整を行います。そして、すべての検証が終了した後、最終製品を納品し、クライアントに提供します。

アドライズの最大の強みは、工業デザインの依頼から試作、そして最終製品の納品に至るまで、すべてのフェーズを一貫して外注することができ、プロセスの透明性と効率性をクライアントに提供できる点です。このワンストップサービスにより、クライアントは各工程ごとに異なる会社との調整を省略でき、スムーズなプロジェクト進行が可能となります。

このように、工業デザインの外部委託は、専門知識と多部門の協力が求められる複雑なプロセスですが、専門機関との連携を通じて、効率的で効果的な結果を達成することができます。

工業デザイン 例

まず最初にご紹介する工業デザイン例は東芝機械の半導体製造装置「USM6E」です。シリーズ製品全体の大幅なモデルチェンジを経て、新たな姿をご提案できました。この装置は「次世代」や「近未来」、そして「高精度」といったテーマを感じさせるデザインに再構築されました。シルバーと濃いグレーの色彩を組み合わせ、R形状のコーナーや窓、さらに両側面にはLEDラインを配置することで、未来的な印象を与えます。このデザインの刷新により、機能的でありながらスタイリッシュな外観が実現されました。

さらなる革新は、その構造における軽量化です。パネルは10kg以下に抑えられ、組み立てやすさが飛躍的に向上しています。また、ボルトの削減により総コストの低減が図られ、経済性にも優れた結果を生み出しています。このデザインと機能性の調和は、製品の競争力を一段と高めています。

次に紹介する工業デザイン例は、株式会社オーク製作所の高濃度オゾン発生器です。こちらはメンテナンス性を最重視し、背面ヒンジ構造やモジュール化された設計を取り入れることで、作業の簡便化を実現しています。特筆すべきは、40%もの軽量化を達成したことで、25kgから15kgへの劇的なダウンを果たしました。これにより、ユーザーが容易に取り扱えるだけでなく、安全性も大幅に強化されています。

また、これらの製品はデザインにおいても非常に高い評価を受けています。グッドデザイン賞へのノミネートや機械工業デザイン賞(IDEA)の受賞を通じて、そのブランド力は着実に増してきました。これらの受賞は、製品の意匠における独自の価値を市場にアピールする強力な武器となっています。

こうした意匠統一は、カタログやホームページ、さらにはJIMTOFなどの展示会においても一貫したブランド戦略として展開されています。ブースで展示された最先端技術の製品群は、訪れる人々に強烈な印象を与え、そのデザイン性と卓越した性能を効果的にアピールします。最終的に、これらのデザイン革新は、企業全体のブランド価値を引き上げ、市場での優位性を確かなものとしています。

 

工業デザイン 展示会 事例も多数あり

アドライズは、自社製品を持たないために直接展示会への出展は行っていません。しかし、アドライズの優れた工業デザイン技術は多くの顧客企業に好評を得ています。特に産業機械メーカーとのコラボレーションを通じて、そのデザイン力に高い評価を得ています。当社の顧客企業は、業界内で高い注目を集めるいくつかの展示会に製品を出展しています。

例えば、JIMTOF(日本国際工作機械見本市)やFOOMA JAPAN(食品製造機械展)、さらには世界最大級の展示会であるEMOなど、各種専門的な展示会で発表される製品に、アドライズが手掛けた企業の工業デザインが出展されています。

これらの展示会では、アドライズがデザインした製品が実際に展示され、訪れる業界関係者やエンドユーザーから多くの注目を集めました。特にその斬新なデザイン性や使いやすさは、展示ブースに立ち寄った来場者の心をしっかりと捉え、高い評価を得ることに成功しています。

アドライズのデザインが評価される背景には、その創造性と機能性のバランスが絶妙に取れている点が挙げられます。そのため、同社が手掛けるデザインは、顧客企業だけでなく、最終的なユーザーにとっても非常に価値あるものと見なされているのです。

アドライズの工業 デザイン 対応地域

わたしたちは、工業デザインのプロフェッショナルとして、全国各地の産業機械メーカーを対象に多角的な支援を提供しています。首都圏や関西圏、中部エリア、さらには四国や中国地方、九州、東北に至るまで、日本全国で幅広い実績を積み重ねてきました。(北海道と沖縄は業務の対象外)

我々のアプローチは特定地域への特化したものではなく、全国のあらゆるクライアントのニーズに柔軟に応えることを重視しています。このため、地域に密着したサービスではなく、より広範囲に活躍できる体制を整えています。この柔軟性こそが、産業機械分野における絶え間ない技術革新と多様化するニーズに的確に応えるための重要な要素となっています。

さらに、工業デザインにおける新たな潮流やトレンドを常にキャッチアップし、それらを全国各地の企業に適用することで、お客様の競争力向上に貢献しています。例えば、最近では省エネ技術やエコデザインへの関心が高まっており、それらを取り入れた設計提案を行うことも増えています。こうした現代のニーズに対応するためには、地域に特化するのではなく、全国の潮流を掴むことが求められます。

このように、我々は全国の産業機械メーカーに対し、多角的で革新的なデザインソリューションを提供することで、それぞれの企業の成長をサポートし続けています。この姿勢を貫くことで、私たちは日本全国から信頼を勝ち得ているのです。

デザインにできることは課題解決と新価値創造

現在、産業機械、工作機械、ロボット分野のメーカーのお客様のサポートにあたっているアドライズですが、 「ライバルメーカーの機械がデザイン性に優れているから、当社も力を入れたい」と頻繁にお客様からご相談をいただきます。

製品の魅力を高めたい

製品の魅力を高めたい  

例えば、スマートフォンのiphoneや掃除機のダイソンは、価格が高いのにも関わらず多くのユーザーから支持を集めています。 機能性はもちろんありますが、洗練したデザインによるブランドイメージが大きく影響しています。モノ余りの時代でも本当によいモノは高くても売れるという良いお手本に思います。ライバル会社がまだデザインに力を入れていないなら、リードするよい機会となり、すでにデザイン実施済みなら、すぐに追いついて差をなくす戦略が有効です。

 

販売数を伸ばしたい

販売数を伸ばしたい  

グローバルでの競争が激化する中、産業機械の分野においてもメーカー各社は差別化するための手段の一つとしてデザインに力を入れています。 特にヨーロッパなど海外メーカーの産業機械、工作機械、ロボットは、ユーザビリティを意識し、デザイン性に優れた造りになっています。また、WEBサイト、カタログ、展示会においてもデザインを統一し、強力なブランドイメージを生み出しています。性能、コスト、ブランド力が同程度の場合、デザインの良い製品が支持され、販売面でも圧倒的に有利になります。

海外ブランドに負けないために

海外ブランドに負けないために  

アドライズの工業デザイナーは、お客さまからデザインをご依頼いただいた際に、競合となるメーカーのデザインを徹底的に調査します。コンセプト、造形、カラーコーディネート、ロゴなどのデザインによるブランドイメージから、操作性、メンテナンス性など人間工学の視点からのデザインの工夫を分析し、お客様の機械に合った最適なデザインを探ります。そして、売れる製品づくりに向け、最適なデザインを追求し、ご提案します。

機械カバー専門の工業デザイン専門家がスタイリッシュなデザインをご提案します

デザインは、商品販売への影響が大きい要素です。アドライズは、お客様の商品である機械の「デザイン性アップ」が重要テーマのひとつだと考えています。工業デザイナーは、まず機械の用途、競合機種、流行のデザインの調査を入念に行います。そこから始めて構想に入り、アイデアを出し、コンセプトを考え抜きます。考え抜いたアイデアをスケッチブックやイラストレーター上に形状とカラーとバランスで表現してゆきます。デザイン案件1件で、お客様に提案する案は通常3つですが、没案とカラーバリエーションを合わせると最終的に30案を裕に超えます。

工業デザインの流れと進め方

産業機械専門の工業デザイナーが、売れる製品づくりに向け、最適なデザインを追求し、ご提案します。そして、機械カバー開発を丸ごとお引き受けするケースでは、デザイン決定後も、設計から試作製作、納品までデザイン監理に関わります。一方で、工業デザインのみご依頼のお客様には、ご希望により、コンサルティング契約が可能です。提案したデザインが実現できるよう、お客様の設計、製作を支援いたします。株式会社アドライズは、機械メーカーのお客さまのご要望に合わせ、最適な開発サービスを提供する体制を整えています。
アドライズは、お客様の製品の「デザイン性アップ」という目的達成のための支援をさせていただきます。

工業デザインの料金

工業デザインに関するサービスを提供する当社では、お客様一人ひとりのニーズに応じた柔軟な料金プランをご用意しています。お客様の具体的なご要望や予算に基づいて、最適なプランをご提案いたします。以下に、当社が提供する主なサービスをご紹介します。

まず、機械カバーのカスタム製作においては、デザインの初期段階から試作までを一括対応しております。このプロセスでは、専門のデザイナーとエンジニアが協力し、機能性と美しさを兼ね備えた製品を作り上げます。

また、すでにデザインが決まっているお客様に対しては、構造設計および製作のみのサービスも行っております。このサービスでは、持ち込みデザインを元に、実際に製造できる形へと具体化するお手伝いをいたします。

さらに、意匠設計と呼ばれる工業デザインのみに特化したサービスもご用意しています。こちらは、製品の見た目や感触に焦点を当て、消費者に選ばれるデザインを追求するものです。

一方、設計のさらなる専門性を求めるお客様には、板金設計や耐久性設計といった構造設計のみのサービスを提供しています。これにより、製品の信頼性を確保し、長期間にわたってお客様に安心してご使用いただける製品を提供することが可能です。

そして、設計やデザインに関する幅広いノウハウを活かしたコンサルティングサービスでは、お客様の製品開発をより効率的に、かつ革新的に進めるための助言を行います。

さらに、当社ではコスト削減を図りつつも高品質な製品を提供することを目指しており、材料の選定から製造プロセスの最適化まで、全ての段階で慎重に対応しています。すべてのこれらのサービスは、工業デザインに関連するさまざまな料金プランを通じて、お客様のご期待に応える体系を整えております。ぜひお問い合わせください。

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その他、機械カバーに関わることであれば何でもご相談を承ります。悩みや不安がありましたらお気軽にご連絡いただければと思います。
変化のきっかけが生まれるお手伝いができればと思います。

産業機械とデザインに強い設計会社だからこそできるプロダクトデザインがあります

 

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