3Dモデルでサイズ公差を確認するときは
どのようにしていますか?
紙図面や2D図面からモデルを作成した場合は
図面を見て確認していると思いますが、
「3Dモデルに入っていれば便利だな」
と感じることはありませんか?
そんなときに有用なのがこちら▼
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「公差/少数位数」
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さっそくサイズ公差を付記してみましょう
今回は、穴基準はめあい方式の軸の許容差を入れます。
基準寸法に軸の公差クラスと許容差の数値が付加します。
まず、モデルに付加した寸法を表示します。
※現在は図示サイズ(基準寸法)のみでサイズ公差は入っていません。
公差を入れたい寸法「φ8」をクリックし、選択状態にします。
PropertyManagerの「公差/少数位数」を開き、
「公差のタイプ」に「はめあい公差」を選択します。
「軸基準はめあい」にプルダウンリストから「g6」を選択します。
「括弧で表示」のチェックボックスにチェックを入れ、プロパティを閉じます。
これでサイズ公差を入れることができました。
寸法を表示すると、基準寸法の次に、軸の公差クラスと許容差の数値が付加されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モデルにサイズ公差を入れておけば、設計途中でも簡単に確認ができ、
流用設計の際もわかりやすいですね。
また、このモデルから図面を作成した際にも
モデルアイテムで寸法を挿入すると
寸法軸の公差クラスと許容差が自動的に入るので使い勝手がいいですよ。
ぜひ試してみてください。