WORKS
機械カバーのカスタム制作
株式会社日進ProSOL 様
G100を踏襲した、シンプルかつスタイリッシュなデザイン。
株式会社日進ProSOL様は、ホーニング盤の多様なラインアップを誇る有力企業です。超精密ホーニングマシンG75は、
G100のデザインコンセプト「人にやさしい・安全」を受け継ぎ、機能性と柔らかさを重視したデザインです。
製品シリーズコンセプトである「人にやさしい」「安全」という理念をデザインに反映し、より使いやすく、信頼感のある製品を目指していました。その中で、次のような点に悩まれていました。
ブランドイメージの確立
操作性と機内へのアクセス性の向上
このような課題を解決するために、ブランドイメージを確立しながら、機能性と使いやすさを兼ね備えたデザインの提案を求められていました。
白と⿊の無彩色の2色を使⽤し、有彩色の日進ブルーを加えることで洗練された配色で、クリーンかつ先進的な色合いに。滑らかな曲線にこだわった安全カバーを採⽤し、筐体カバーのシンプルでスタイリッシュなデザインは⾼精度な内径精度をイメージしました。
G100、G25と続き3機種目の設計となり、各カバー組立まで携わらせていただいた経験を活かし、組立時に出た「装置下カバーの取付がしにくい」等の改善を踏まえて取付がしやすくなるように、引っ掛けの構造からマグネットキャッチに変更する等より組立がしやすくなるように設計をおこないました。
販売50周年の節目に半世紀の歴史で培った技術を継承した、中径ホーニング盤。
1973年にホーニング盤の販売を開始して以来50年にわたり、「滑らかさの技」をコンセプトに多品種生産に最適な汎⽤型から、⻑尺物加⼯⽤のロングストローク型、生産変動にフレキシブルな対応ができるセル型まで多彩な機械構成ラインアップを取り揃え、お客様のニーズに最適なホーニング盤を販売してまいりました。
このたび新たに発売する「G75型」は「日進製作所と言えば小径ホーニング」というイメージを一新する、G25型、G50型よりも大きな加⼯径、φ50〜φ80に対応するホーニング盤です。昨今、需要が増加しているオートバイ、建機、トラック業界等の部品加⼯において⾼い生産性を実現します。⾼性能・⾼精度であることはもちろん、環境の観点から油圧よりも電子制御にこだわり、メカ式ダブル拡張(サーボ制御)を採⽤。「日進製作所のホーニング技術で、もっと大きな穴も加⼯したい」というお客様の熱いご要望にお応えした設備です。
高性能・高精度であることは勿論、環境の観点から電子制御にこだわり、メカ式ダブル拡張(サーボ制御)を採用。用途に合わせて定量切込・定圧切込の加工選択ができる制御を可能としたホーニング盤です。
(加工径: φ50~φ80、ストローク長: 300mm)
カバー仕様
サイズ: 2390mm(W)x1470mm(D)x2400mm(H)
構 造: 機械フレームへの板金カバー取付(防水仕様)
材質+表面処理
カバー:SPCC+メラミン焼付塗装
扉(窓):PVC
展示会も盛況で終えることができました。日進らしさを表現したシンプルでスタイリッシュなデザインになりました。