ネジ部分干渉認識を1つにまとめる

今回はお問合せを頂いていた続編をお伝えします。

ネジ穴にネジを入れた構造を作り、
干渉認識を計算すると、干渉が発生してしまいますよね。

k-09

 

でも、これは「取り除かなければいけない干渉」ではありません。

一つずつ確認して無視することも可能ですが、
【ネジに関する干渉】をまとめた1つのフォルダにいれることも可能です。

 

 

例として、下記のようなモデルを作成しました。

(穴ウィザードでネジ穴をあけ、
ツールボックスよりJIS規格のネジを挿入しています)

k-08

干渉認識では、3つの干渉が見つかりました。

k-13

 

ここで、その下にあるオプションから

k-05

「ファスナーフォルダの作成」
にチェックをいれます。

 

すると、
k-10

先ほどの3つの干渉がファスナーというフォルダに入りました。

 

”ファスナー”合致で挿入された部品への干渉部分がフォルダに入ったということです。

 

このフォルダに移動されていない干渉は
その他の問題が原因となり、検証が必要と一目で分かりやすくなります。

 

もう一つ、似たものに

「一致するねじ山フォルダ」があります。

こちらもまた解説していきますね。

 

お楽しみに♪

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