製氷皿を作ってみよう – 「シェル」(その2)

前回は「1ホールの製氷皿」を作成しました。
1ホールの製氷皿の作り方はこちらから


 
今回は前回の復習も兼ねて「6ホールの製氷皿」を作成します。
ぜひご一緒に操作をしてみてくださいね。

「6ホールの製氷皿」を作る

(1) 基本3面の「平面」に図のようなスケッチを描きます。


 

(2) 「押し出し」コマンドで図のように設定し、立体形状にします。
 


 

(3) 基本3面の「平面」に図のようなスケッチを描きます。


 

(4) 「押し出しカット」コマンドで図のように設定し、内側をくり抜きます。
※今回も勾配も指定します。


 
 

(5) 「フィレット」コマンドで角に丸みをつけます。
※ 内側側面のエッジ4本と内側底面を選択します。


 

1ホールを作成できました。

このフィーチャーを元にして6ホールを作成していきます。
 


 

「直線パターン」コマンドと「ミラー」コマンド

(6) 「直線パターン」コマンドで図のように設定し、左右にパターン化します。
 

 
※ 直線パターンは2つのパターン方向指定できますよ。
 

(7) 奥側の3つは「ミラー」コマンドで作成します。


 

「シェル」コマンド

(8) 1ホールを作成したときと同様に「シェル」コマンドでくり抜き・・
   ※ このとき「削除する面」に選択するのは外側の4面と底面です。


 

(9) 「フィレット」コマンドでふちの形状を整えたら・・


 
 

製氷皿の完成です!


 
 

まとめ

「シェル」コマンドを使った応用編「6ホールの製氷皿」
いかがでしたか。

今後もこのような身近なものの3Dモデル作成を
お届けしたいと思います。
ご期待ください。

 

このほかSOLIDWORKSの操作に関するマニュアル記事はこちらから

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