製氷皿を作ってみよう – 「シェル」(その1)

今回は製氷皿を作成します。
「シェル」コマンドのちょっと驚く使い方のご紹介です。


 


 

「1ホールの製氷皿」を作る

シェル」コマンドを使って、このような「1ホールの製氷皿」を作成してみましょう。

(1) 基本3面の「平面」に図のようなスケッチを描きます。

(2) 「押し出し」コマンドで図のように設定し、立体形状にします。
 

(3) 基本3面の「平面」に図のようなスケッチを描きます。

(4) 「押し出しカット」コマンドで図のような設定で内側をくり抜きます。
  ※ 今回は、勾配も指定します。

(5) 「フィレット」コマンドで角に丸みをつけます。
  ※ 内側側面のエッジ4本と内側底面を選択します。


 

「シェル」コマンドを使う

(6) みなさんお待ちかねの「シェル」コマンドの登場です。
  ※ このとき選択するのは外側の4面と底面です。

すると・・・

選択した外側4面と底面が削除されて、このような形状ができます。

(みなさん想像できましたか?)
 

(7) 最後に「フィレット」コマンドでふちの形状を整えましょう。


 

「1ホールの製氷皿」完成!


 

まとめ

「シェル」コマンドは、下図のように
モデルを空洞化、薄板化する際に使うことが多いと思いますが、
こんな使い方もおもしろいですよね。

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次回は、今回作成した「1ホールの製氷皿」の応用編として「6ホールの製氷皿」を作成します。
お楽しみに。

 

このほかSOLIDWORKSの操作に関するマニュアル記事はこちらから

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