図面に寸法を配置する際、
寸法の配置、高さで悩んだことはありませんか?
寸法をどんどん配置していくと、
気がついたら下図面のように
寸法の配置が崩れてしまっていることも。
赤下線、青下線の寸法同士が同じ高さに配置されていれば、
図面はきれいに仕上がります。
マウスで一つずつドラッグしながらの微調整も可能ですが、
沢山あるとかなり面倒です。
そこで、今回は
【寸法を同一線上にそろえる方法】をご紹介します。
それでは、早速操作方法を見ていきましょう。
同じ高さにそろえたい寸法を
複数選択(Ctrl+左クリック)で選択します。
※寸法が水色になっていれば選択されています。
この状態で
「同一線上/円弧上に整列」を選択します。
↓
「メニューバー」→「ツール」→「寸法配置」→「同一線上/円弧上に整列」をクリック。
寸法が同じ高さに整列しました。
整列した寸法を移動してみると、
揃えた寸法全体が追従して動きます。
後々の寸法整理が非常に楽になりますね。
このコマンド、ツールメニューから遠い位置にあるので、
頻繁に使用したい場合、「コマンドマネージャー」で
タブを追加しておくと非常に便利です。
タブを追加する方法は、
(1)「Commandmanager」内の空白部分を右クリック。
(2)表示されたメニューから「ユーザー定義」をクリック。
(3)「新規タブ」が追加できました。
(ユーザー定義ダイアログボックスも表示されますが、
今回は不要なので閉じます)
(4)追加された「新規タブ」を右クリック。
(5)「タブの追加」をクリック。
(6)「整列」をクリック。
「整列」タブが追加され、
「同一線上/同一円弧上に整列」コマンドが
手軽に使用できるようになりました。
寸法を書く際、非常に使い勝手の良いコマンドです。
複雑な図面であればなおさら寸法を整列させておけば
寸法が散らからずに済みます。
ぜひ使用してみてください。