勝手違いの部品作り(エンティティ以外)

「勝手違いの部品作り」に
役立つコマンドのご紹介です。
ブラケットなどの対称部品を作る場合、
どのコマンドを使って作りますか?

「エンティティのミラー」を
使っている方も多いかと思います。

 

でも、エンティティだと
ミラーした元を消したりと
手順もかかってしまいます。
もう一つ、SOLIDWORKSには
部品をミラーする機能があります。

「部品のミラー」

こちらは別ファイルにミラー部品を作成するので
知っていると便利ではないでしょうか?

 

 

 

それでは早速使用方法について解説していきますね。

mi01

まずはミラーしたい形状を↑コレで解説していきます。
モデリングできたら保存します。(今回はそのままPart1としました。)

sw02

保存してから、ミラーする基準面を選択(青い部分)します。
(面選択をしていないとコマンドが使えません)

mi03

この状態で「部品のミラー」をします。

sw01

コマンドの場所は、
「挿入」→「部品のミラー」

 

すると、新規ファイル(Part2)で
先ほど選択した面に対称な部品ファイルができます。

mi04

 

Part1は保存されていますが、
新しいPart2は保存されていませんので
保存を忘れず行ってください。

使用方法としてはとっても簡単ですよね。

 

 

ここからは、さらにこの機能の解説していきます。

ミラー部品は元部品とリンクしています。
ですから、保存後であっても元部品に穴を開ければ、

mi05

ミラー部品にも穴が開きます。

mi06

しかし!

ミラー部品に穴を開けても、

mi07

元部品には開きません。

mi08

mi09

上記のように、元部品に施したことは全部
ミラー部品に反映されるようになっていますが、
ミラー部品に施したものは元部品には
反映されないので気をつけて使用くださいね。

 

 

今回は以上です!

お役に立てましたら幸いです。

 

 

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